【合格体験記・勉強法】第一種水質関係公害防止管理者(2020年度)

どうも、Sotetsuです。

 

2020年10月4日開催の、「第一種水質関係公害防止管理者」を受験しましたので、合格体験記と勉強法を共有いたします。

 

 

受験体験記と自己採点結果

水質一種公害防止管理者試験は、計5科目を受験し、全ての科目に合格(得点率60%以上)することで、合格となります。私は、2019年度に「騒音・振動関係公害防止管理者」に合格しているため、公害総論については区分合格により受験免除となりました。以下に受験結果と各科目の体験記を記します。

 

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受験票、11時から16時半までの長丁場!

受験結果(自己採点)

いつも少し緊張する自己採点ですが、全体的に8割程度の得点率でした。試験終了前にマークズレ有無の確認もしたので、ほぼ間違いなく合格しているでしょう。2021年度は大気一種の受験を検討しているため、一発合格できそうで良かったです。

 

公害総論 免除

水質概論 8/10

汚水処理特論 22/25

水質有害物質 12/15

大規模水質特論 7/10

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 各科目の受験体験記 

各科目を受験した際の感想などを綴ります。

水質概論

その名の通り、法規、環境基準、公害の歴史、化学物質の有害性等について出題されます。概念の理解が難しかったり、複雑な計算をさせるような項目はないのですが、範囲が広い割に出題が10問しかありません。なので、安定感に乏しく、中々気を抜けない科目です。一番不安な科目でしたが、何とか勉強した範囲内で対処できました。過去問+αでも6割には達しそうですが、この科目だけでも電話帳を一読して網羅的な学習をしておくことをオススメします。

 

汚水処理特論

排水等の処理技術、方法や、有害物質の性質、分析方法について問われます。化学のバックグラウンドがある自分は既知事項やその組合せで対応できる箇所が多かったので対処しやすかったのですが、そうでなければイメージのわかないものを大量に暗記する必要があり、かなり大変な科目でしょう。こちらは、いくつか分からない問題があったものの、問題なく突破できました。過去問10年分程度をきちんと勉強していれば安定的に合格できる印象です。

 

水質有害物質

有害物質の性質、処理方法、分析方法について出題されます。上と同様、バックグラウンドの知識の有無で難易度が極端に変わる印象です。過去問と比べて分析技術の細かいところまで聞かれたため、少し不安でしたが、乗り切れました。

 

大規模水質特論

工場、製油所の排水処理や、湖沼海域のような水域の水や汚染物質等の挙動について出題されます。暗記の分量も少なく比較的おぼえやすいので、もっとも取り組みやすい科目だと思われます。こちらも水質概論と同様、問題が10問しかないので、その点は気を抜けないかもしれません。特に出題傾向の激変等もなく、過去問演習通り、7割で合格。

 

勉強時間と勉強法

私の勉強法などを共有いたします。私は大学院で化学を専攻しており、無機化学有機化学・分析化学を学習していたので、物質、物性の知識は十分にある状態で勉強を開始しました。

勉強期間・時間

  • 勉強期間:2020/9/16~10/3
  • 勉強時間:計30時間程度

9/13まで電験三種の試験対策をしていたため、電験が終わってから対策を開始しました。前述の通り、公害総論は免除の上、合成、分析化学系のバックグラウンドがありますので、かなり短時間で合格水準に持ち込むことができました。この分野に近い勉強・実習としては、100倍を超える時間をかけているでしょう…。

参考書・問題集

 参考書としては「公害防止管理者等国家試験問題 徹底攻略受験科目別問題集」を使用しました。分野別に教科書的な解説+過去問演習、解説が掲載されており、とても使いやすく、得点する力を伸ばせる教材です。

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電話帳(後述)のいずれかだけでも合格可能だとは思いますが、「教科書」+「問題演習」により、試験で得点する力を効率よく伸ばす事ができます。この試験に限りませんが、私は、教科書だけだと得点する力を十分伸ばす事ができず、逆に過去問演習だけだと、体系的な知識の整理や、知識の網羅がしづらいため、分野別問題集は重宝しています。上記問題集は、体系的・網羅的な記載と、問題集の機能が備わっているので、とても役に立ちます。

ちなみに、今回私は電話帳(新・公害防止の技術と法規 水質編)は使用しませんでした。汚水処理特論、水質有害特論、大規模水質特論については、過去問+過去問の知識の横展開で何とかなりそうだったためです。ただ、水質概論については得点が安定せず、試験直前になってから、電話帳を読むべきだったと後悔しました(笑)

以下の場合には電話帳を読む方が良いと思っております。

  • 問題集よりも網羅的な記載が欲しい(特に水質概論では重要)
  • 出題傾向の変化にも耐えるような力をつけたい
  • 時間が十分にある

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また、水質概論でよく出る環境基準の達成状況については、環境省公表のデータから試験の頻出項目を抽出し、暗記しました。試験年の3年前のデータがよく出ます。数年のトレンドを聞かれたりもするので、超過項目についてはよく覚えておきましょう。

www.env.go.jp

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まとめ 

第一種水質関係公害防止管理者の受験体験記、勉強法について共有させていただきました。とても暗記事項が多い試験ですが、暗記すればすぐ得点になり、安定的に合格可能になると思います。受験される方が良い結果を残せますよう応援しております。